「前回のメンテナンスは塗り替えだったのに、今回は屋根板金工事を勧められた」
「そもそも二つの違いが分からない」
アナタの家の屋根にとってベストなメンテナンスは何なのかをチェックしましょう。

屋根塗装が良いケース

ある意味「屋根塗装で済むケース」とも言えますが、以下の項目に当てはまる場合、あなたのお家の屋根は劣化が少なく、塗装工事で寿命を延ばせる 可能性が高いでしょう。

  • 屋根材(スレート・トタン・セメント瓦など)自体に 割れや欠損が少ない
  • 表面の塗膜の 色あせ、チョーキング(粉が手につく) が少ない
  • サビやコケはあるが 下地まで深刻な劣化がない
  • 雨漏りしていない、または軽度で板金の部分補修で対応できる

屋根板金工事(カバー工法・葺き替え)が必要なケース

  • 屋根材が反っている・大きく割れている・欠けている
  • トタンやガルバニウム屋根の場合、 穴が開いている・腐っている・サビが進行している
  • 棟板金(屋根の頂点の金属部分)が 浮いている
  • 下地の防水シート(ルーフィング)が劣化している
  • よく雨漏りする
  • 屋根裏に雨染みがある・湿気が多くカビが生えている
  • 築20〜30年以上で過去に塗装だけを繰り返してきた

これらに当てはまる場合は塗装しても効果が薄く、屋根全体の板金工事や葺き替え を検討するのが一般的です。

私の家の屋根は塗り替え工事?それとも板金工事?【まとめ】

屋根材によって症状は様々ですが、築年数の経ったお家は塗装だけでは効果を得ずらくなってしまうことも。劣化は目に見えない部分に潜んでいる可能性もありますので、まずは専門の業者に点検してもらうのが良いでしょう。