普段自宅の屋根を見ることは少ないかもしれません。
それゆえ気が付くのが遅かった、、なんてケースもよくある話です。屋根のメンテナンスを怠ると、見た目だけでなく、家の寿命や安全性に深刻な影響が出ることがあります。屋根のメンテナンスをしないことで起きるリスクとは?
屋根のメンテナンスをしないと起きる主なデメリット
1. 雨漏りのリスクが高まる
塗装が劣化すると防水機能が低下します。屋根材にひび割れや隙間ができることで雨水が建物内部へ侵入したまま放置すると柱や梁が腐る原因になります。
2. 紫外線や熱による劣化が進む
塗膜が劣化することにより、屋根材が直に紫外線や熱を受けるようになってしまいます。
屋根材の反り返りや、割れたりするリスクが高まります。
3. コケ・カビ・サビが発生する
防水性が失われると、屋根に水分がたまりやすくなってしまいます。
その結果、コケ・藻・カビの繁殖につながり、屋根としての機能を大きく損なってしまいます。
金属の屋根材の場合はサビが発生し、放置すると穴あきのリスクも出てきます。
4. 修繕コストが大幅に増える
早めのメンテナンスをしておけば数十万円程度で済んだところを放置して傷めてしまうと、深刻なダメージの場合、屋根材の張り替え(葺き替え)をしなければならなくなることがあります。金額にすると数100万円になるケースも。
5. 断熱・遮熱性能の低下
遮熱や断熱機能がある塗料の場合、屋根の劣化によって熱を吸収しやすくなってしまいます。特に夏場は室温が上昇し、冷房などにかかるコストが増えます。
屋根のメンテナンスをしないとどうなる?【まとめ】
屋根のメンテナンスを怠ると、家全体の劣化を早める原因になってしまいます。
定期的なメンテナンスを心掛けることで、結果、お金も節約でき、安全・快適に住み続けることができます。