外壁と屋根それぞれで、使う塗料が違ったり、塗料は同じでも劣化具合などが違ったりでメンテナンスのタイミングは違って然るべきと思います。が、外壁と屋根は同時に施工する場合が多いのはなぜでしょうか?

1.足場がそのまま使える

足場は、お家をぐるりと囲み、養生シートで塗料の飛散を防いだり、職人が作業しやすくするためのものです。
外壁塗装工事でも屋根工事でも、塗り替えのほとんどは通常足場を組みます。見積もりにも足場工事代として計上されており、各施工に対して足場工事が1回で済むことで費用を抑えることができます。

2.窓口が1つで済む

あまりメリットとして認識しづらいですが、屋根工事と塗装工事を別々に頼むと、おのずとそれぞれの業者とやり取りすることになります。業者の出入りや工事期間もそれぞれ必要になるので、作業効率や全体の工期などが伸びることを考えると、窓口1本化はメリットと言えるでしょう。

3.外装全体のメンテナンス計画が立てやすい

屋根と外壁を同時にメンテナンスすることで、次回のメンテナンス時に計画が立てやすいこともメリットでしょう。箇所による経年劣化のズレもなくなり、相対的に建物寿命を延ばすことにつながります。

屋根工事と外壁塗装工事は同時にリフォームがお得?【まとめ】

屋根工事と外壁塗装工事を同時に行うことは、業者とのやり取りを1本化し、結果、作業効率を上げ全体の工期の短縮にもつなげることができます。足場代も節約できるので、塗料のグレードなど、メンテナンスのクオリティを上げる選択肢も出てくるのではないでしょうか。